The Focal Distance

若さとはこんな淋しい春なのか

鷺沢萠のこと

鷺沢萠(さぎさわ・めぐむ)という作家がいる。

1968年生まれ。学芸大附属世田谷中学校、都立雪谷高校卒。上智大学外国語学部ロシア語学科除籍。19歳で文學界新人賞を受賞しデビュー。2年後には芥川賞の候補にもなっている。

鷺沢萠の話をTwitterなどで何度かしているし、僕にとって特別な作家だ。 若くして才能を発揮し、何度も芥川賞や三島賞の候補になり、小説も優れているのだとは思うがそこまで好きではなく、ではなぜ特別なのかというとエッセイが良い。

エッセイもしかし、世間的にはすごく優れている、というわけではないと思う。小説の方が評価されているんじゃないかな。でも、80年代の終わりに上智で学生をやっていた、ヘビースモーカーで、麻雀が大好きで、マニュアル車を乗り回す、才能にあふれる勝ち気で強い女性と、その周りの人々の(今から見ると陽気な)生活、その空気みたいなものがそこには閉じ込められている。

三宿のレストランに車で乗りつけてうまい料理をたらふく食べてワインをがぶ飲みし、ホテルを借りてまた鯨飲。合間には麻雀。友人と突発的に海外へ。なんだか豊かすぎる。246と山手通りと青山通りが主戦場なのか。なんで学生なのにみんな車を持ってるんだ。

別に同時代の大学生や同時代の日本人がみなこれほど遊んでいたとも豊かだったとも思わないけれど、そうは言っても、こういう元気で強くて遊びまくっている人が、もう周りには全然いない。女性ならなおのことだ。

今の主流の雰囲気は、わりと真面目に授業に出て、ほどほどにサークルに参加し、サークルではそんなに高くなく良くもない居酒屋で飲み、3年になると急にTOEICと就活の話しかしなくなり、無難な卒論を書いて卒業する、みたいな路線になんとなく乗っかろうとしている感じがする。当時の主流は、もう少しお金のある方向で、そしてもう少し遊ぶ方向だったのではないのかなと思う。

そういう失われた豊かさに憧れるので、彼女のエッセイにはなんだか当てられる。当人たちはそれをそこまで豊かだとも思っていない感じがするのもすごい。あまりに時代の空気を閉じ込めてしまったばっかりに、時代を超えた普遍性みたいなものには乏しい。だから2021年を生きている人の多くにとって面白いものではないんだろうし、事実エッセイの多くが絶版になってしまっているけど、自分には特別刺さる。

最初に鷺沢萠のことを知ったのは、自分の誕生日をWikipediaで見ていたときのことだ。そこに名があった。誕生日が一緒なのではなく、命日がその日で、2004年に36歳で亡くなった。死因は、色々な意見があるが一般的には自殺と考えられている。

そんな訳はないんだけど、彼女は日本が豊かだった時代の寵児で、だからそれが失われる時代には生きられなかったのではないかな、などと思ってしまう。そういうことを、国の威信をかけたであろう行事すらまともにできそうにないくらい劣化してしまった日本の姿を見ながら思った。鷺沢萠が生きていたら、いま何を書いているのだろう。

宮沢章夫先生のツイートについて

もう3日もまえのことになるが、劇作家で早稲田大学文学学術院教授の宮沢章夫氏が以下のツイートをしていた。

午前2時半くらいに投稿されているのだが、これを見てから1時間くらいずっと思い悩み、よっぽどリプライで問いただしてしまおうかと思ったが、私が宮沢氏の立場だったとして、30も下の学生からリプライで以下のことを問いただされたらかなりへこむと思ったのでやめた。

だから単にツイートを連投して気持ちをぐしゃぐしゃと書き殴っていたのだが起きてから恥ずかしくなったので消した。でも、3日経ってもまだ微妙に気が収まらないので、ツイートを連ねるのではなく、もう少し整理して書くことにした。


先のツイートは、言っていることも現代的な価値観にはかなりそぐわないと思うし、個人的にはあまり好感を覚えないし、書かれている内容だけで十分怒りに足ると思う人もいるだろうが、私が何より怒りを覚えたのはこの発言の仕方である。

何が「あまりに失礼なのでやめました」だ、と思う。本当に失礼だと認識しているならばこのツイートもしないべきだろう。逆に、いやこれくらい言っても許されるでしょ、面白いでしょ、と思っているならば、「思わず写真を撮り『Photoshopは偉大!』と投稿」してしまえばよかったのだ。なんだこの中途半端な言い方は。

私見に過ぎないが、大方、これは面白いと思うけど、これやったら燃えるだろうな〜、でもすげえ言いたいからちょっと遠回しにしておくか、くらいの感覚なんじゃないの、と思ってしまう。実際には違うのかもしれませんけどね。

そういう気持ちだったとして、私にもそういう機会は訪れるから理解できる。でもこんな安直な、「ツイートしようと思った、ということをツイート」なんて迂回の仕方はしない。実際にはしてしまっているかもしれないけど、したくない。そんなのTwitterで何度も見たよ。仮にも高名な劇作家で、早稲田大学教授というご立派な肩書きのある人間なんだからもっと工夫してくれないものか。

まあ、たかがTwitterにそんなことを求めても仕方ないのかもしれないけど、ツイートひとつでも劇作家、言葉で食べているひとの発言なんだと認識されることを、私なんかが言わなくても十分わかっていると思うけれど。


繰り返しになるが、本当にそれが面白いと思っているのなら、写真つきでPhotoshopは偉大、と言ってやればよかったのに。私はそれを面白いともたぶん思わないし、賛同もしないけれど、己の信念や感性に恃み、直截な物言いをする人はとても好きだ。仮に考えがまったく合わないとしても、その人の言葉は聞く価値があると思う。

いや、ストレートな言葉だけが優れているというわけではないし、迂遠ゆえに効果を発生する表現があるのも知っている。私はそういうのも好きだ。しかし、こんな言い方は、先ほど述べたとおり安直すぎるし、ちょっと卑怯なんじゃないか。

いささか話が飛躍するが、先のツイートを見たとき、劇作家の大学教員がこんな物言いをはばからない国だから、政治家のあのような物言いもまかり通るのだな、となんとなく納得させられた。どちらも言葉を裏打ちする信念のようなものがないように思われる。自分の考えを誠実に話せとかそういう次元の話ではない。

別に思ってもないことを言ってもいいし、どちらもそれが必要な職業だと思うけれど、端的に言えば、自分がそれを発言することになんの信念もないから安直な迂遠さに走り、または会話が成立していないような答弁を平気でできるんじゃないの、ということだ。そういう人を相手にしては対話の土俵にも立てない。

仮に氏が、20代の学生を怒らせ氏を反面教師にしようと考えさせることを、あるいは政治家が、彼らとは対話のしようがないと思わせることを、それぞれ狙っているのであれば、彼らの目的は非常に効果的に達成されており、やはり言葉で食べているだけのことはあるな、と思わされるのだが。できればそうであればいい。


(追記 2021-07-08 20:15) 怒りに身を任せて書いていたら、写真とともに「Photoshopは偉大」と言うことそのものの迂遠さについてまったく触れないで論を終わらせてしまったので、ちょっと欠けている感じがしますね。すみません。

ワクチンについての所感

いつ打てるのだろう、とずっとやきもきしていた新型コロナウイルスワクチンの接種も進んできて、もしかすると年越しはマスクなしで過ごせるかもしれない、という程度の展望は見えてきた。

ワクチンというのはもとより頻繁に議論の的になるものだが、今回のワクチンは、現在パンデミックを引き起こしているウイルスを対象にしたものだから、誰もがそれについて考えて、なんらかの決断をせざるを得ないために、余計にそうなっている。

できるだけ早く受けたいという人もいれば、不安がある、という人もいるだろうが、私の観測範囲では前者、少なくともワクチンについてかなり肯定的な人の声が大きい。

私自身も、科学の方法というものを基本的に信頼していて、特にmRNAワクチンについてはリスクとベネフィットを比較したとき後者の方が圧倒的に大きいと判断しているので、そして一刻も早く現下のどうしようもない社会状況から抜け出したいと考えているので、少しでもそれに近づけるよう、順番が回ってきたら今のところ打つつもりではある。

しかし気になるのは、ワクチンについてあまりにも無条件に肯定しすぎているのではないか、と感じられる言説がときどき見られることだ。そして、ワクチンについて不安に思う人の気持ちを黙殺するか、ともすれば「陰謀論に踊らされている」とか「反ワクチン」とか簡単な言葉で切り捨ててしまうような空気が生まれていて、「せっかくワクチンでコロナからおさらばできそうなのに足を引っ張っている奴」という敵視すらあるように思う。

私にはそういった態度は単なる思考停止に見える。それは、科学の方法からもっとも遠い態度じゃないだろうか。


「専門家」の言うことを信じて疑わず、それが本来持っているリスクについてほとんど誰も検討しなかった結果が、福島原発の事故だと思う。

もちろん、原発とワクチンは違う。でも、原発も、人類社会にとって善良な目的を掲げて開発され普及し、そして多くの専門家は、海外で度重なる原発事故があっても「日本の原発は安全である」と口を揃えた。そして、それは誤っていた、ということがわかった。

科学は人間の営みで、当然誤る。誤らないから科学を信頼できるのではなく、誤りを訂正する仕組みを持っているから信頼できる。そしてその誤りを訂正する仕組みも、政治や経済、あるいは自尊心など他の要因が介入すれば、容易に働かなくなることがある。

そういうことを、我々は原発事故で学ぶべきではなかっただろうか。いまワクチンを礼賛している人は、ほとんど科学を信仰しているように見え、それは陰謀論者と同じくらい、科学的態度というものを持っていないのではないだろうか、と思う。


現代の科学はあまりに細分化が進み、かつ高度なので、誰もすべての分野についての専門家にはなり得ない。だから、当該分野の専門家の主流意見にとりあえず従っておく、というのは基本的には賢い処世術だろう。私もほとんど森羅万象についてそうせざるを得ない。

例えばワクチンについて、自分でリスクやベネフィットを判断しようにも、生物学や医学の知見がなければかなり難しい。そしてそれを素人が判断しようとすれば、科学的に正しいとは言えなさそうな主張をしている「専門家」の意見に踊らされてしまうかもしれない。その「専門家」の意見が正しそうかどうか判断するための知識がないし、それは一朝一夕には身につかない。

それで陰謀論に与することになるくらいなら、偉そうな人の言っている、主流の、正しそうな意見に従っておけ、というのはわからなくはない。実際大抵の場面においてそれが結果的にも正しいだろう。

誰かが、自分の頭で考えようとした結果、陰謀論に与することになり、そして落とさなくて良い命を落とす人がいるのかもしれないのだから、この問題はとても難しい。


それでも人は、何事をも盲信せず、ある程度自分の頭で考える余地を残したほうがいいと思う。ワクチンについて不安な人、慎重な態度を取る人はいるべきだし、事実いるのだし、それを簡単に一蹴してしまうことのほうが、ワクチンを打たない人がいることより恐ろしい。人間のつくったすべてのものと同じように、ワクチンはおそらく完璧ではない。だから、程度問題になるが、それについて懐疑的な目線は存在しているべきだと思う。そうでなければ見過ごされるものがあるだろう。

最初に述べたとおり、私自身は今のところワクチンを打つつもりである。でもそれは、いろいろな考えやデータに触れ、個人的に打った方がいいだろうと判断した結果に過ぎず、それが本当に正しいのかどうかは、私にはまったくわからない。というか、本当に正しいという確証はどこにもないだろうし、これからもないだろう。ただ、正しそうだ、というデータや論理が積み重なっていくだけだ。

ワクチンのこともよくわからないが、コロナのこともよくわからないのだし、まあそれなら打った方がいいかな、というレベルの判断をしているだけで、こんな適当な判断を他人に押しつける気になど到底なれない。

そして私よりは多くの知識を持っているにしても、大抵の人はおそらく生物学や医学の専門家ではないだろうし、だからこそワクチンを救世主のように信じる人もいれば、ワクチンを打つとマイクロチップが体内に組み込まれると信じる人もいるのだろう。後者の考えを他人に広めたり押しつけたりするなと言うのであれば、前者の考えも他人に広めたり押しつけたりする種類のものではないように思われる。

人生の予測不可能性について

未来のことは、誰にもわからない、ということはみんな知っている。

でも、人は本当にそう思っているのだろうか。

僕は「人生は何があるかはわからない」という考えが、もしかしたら人並みよりは強いのではないか、ということをたまに感じさせられる。


具体的な話をしよう。

僕には良い大学を出て、良い会社に入って、それで人生が「あがり」だとはまったく思えない。上司がクソ野郎で鬱になるかもしれない。結婚した相手の両親が重い病気になって苦労するかもしれない。子供が非行に走って人を殺めるかもしれない。会社で何らかの悪事に荷担させられるかもしれない。せっかくのマイホームが地震で跡形もなく崩れ去るかもしれない。

みんなそういうことを意識しながら生きているのだろうか。あまりそうは思われない。

別に悪いことだけが起こる、と思っているわけじゃない。良い大学を出て、良い会社に入ってみたら、人間関係は最高だし任されたプロジェクトで莫大な成果を挙げてトントン拍子に出世。結婚相手とは本当に仲が良く子供もすくすくと成長し国立の医学部へ。マイホームを購入したらその周辺の地価が上がりに上がり、55で家を売ってローンを早めに完済、余ったお金で郊外に別荘を……、というようなことだって起こるかもしれない。

純粋に、何があるかは、わからない、と思っているということだ。

そして悪いとそのとき思われることが悪いだけのことかも、わからない。義両親が重い病気になって苦労した経験をもとに脱サラして始めたビジネスで財をなすかもしれない。せっかくのマイホームが崩れ去って泣く泣く別の場所に引っ越すと隣人の家族もジャズが好きだと判明して、その後生涯一緒に演奏を楽しめるようになるかもしれない。

良いとそのとき思われることも同じだ。良かれと思ってした選択が最終的にはあだとなる経験など、誰もがしたことがあるのではないだろうか。本当に、何があるかなんて、誰にもわからない。


確率という面では、世間の集合知が導き出した「よいだろうと思われる人生のキャリアパス」を選択した方が、おそらく幸福な人生を歩む人は多いだろう。でも、それを心から選べる人ならともかく、本心ではそれをしたいとは思っていないのに、「合理的な」選択をするのはどうなのだろうか。それで考えたようにことが運ばなかったら救いがないのではないか(もちろん、そうなってすらも後にはあれで良かったと思うのかもしれない)。

人生に何があるかは、本当に、ただただわからないのだから、どうせなら自分のしたいことを選んだ方が後悔がないのではないだろうか。まあ、若いころの判断力は未熟なので、たとえば世間の集合知に乗っかっておけば良かった、とか途中で思わされることもあるかもしれないが、それでもやはり、最終的にはそれが功を奏すかもしれないのだから。功を奏さないかもしれないが、結局それは、その時点では判断ができない。したいようにした結果ならば、それをまだ引き受けやすいのではないだろうか。

いずれにせよ、最終的には自分が死ぬときに初めて、選択の答えが決まるのだろうと考えている。

東京近郊(2021年5月)

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千葉県野田市。見たことのない種類の道路です。
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新宿。
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池袋。
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新宿。
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小田急相模原。
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新宿。
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府中。
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どちらも御茶ノ水。
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渋谷。
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3枚とも六本木。
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溝の口。
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秩父。
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新宿。
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秋葉原。
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ドトールのアイスミルク

コーヒーも紅茶も飲みたくないときドトールで何を頼めばいいのか、という問題がある。

ドトールは、今でこそスターバックスに水をあけられているが、長年日本でもっとも店舗数の多いコーヒー・チェーンであり、当然いまも至るところにある。メニューは全体的に低廉で、ちょっと一休みしたいときに打ってつけの場所だ。

でも、コーヒーも紅茶も飲みたくない、あるいは飲めないという場合はドトールで頼める飲み物の選択肢は限られてくる。ルイボスティー、オレンジジュース、りんごジュース、宇治抹茶ラテ、そして最近登場したタピオカくらいだろうか。改めて検討すると意外とあるが、そこは考えないようにしたい。

しかし、メニューに記載されていない商品で、私がお勧めしたいものがある。それがアイスミルクだ。値段はアイスコーヒーと同じで、Sなら224円(店内飲食の場合)。

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つくるのに(ほんの)少し手間がかかるホットミルクならまだしも、アイスミルクをわざわざ外で注文するという行為の意味を問われる向きもあるかもしれない。しかしドトールのアイスミルクは、なぜかおいしい。飲む際は、必ずガムシロップを入れてほしい。また氷はデフォルトで入っているが、牛乳に氷、と思われる方もここは敬遠せずにそのままで飲んでほしい。溶ける前に飲めばよいし、多少薄まっても十分おいしい。

マクドナルドのコーラも家で飲むよりおいしいと私は思うのだが、それと同じだろうか。もしくは牛乳に秘密があるのかもしれない。アイスミルクを提供する工程を見ていると、グラスに氷を入れて、紙パックの牛乳を注いでいるだけだが、そのパックの牛乳は見慣れないものだ。市販の牛乳と同一で、パッケージだけ変えてあるのかもしれないし、あるいはドトール向けの専売品なのかもしれない。そこのところはわからない。

アイスミルクは、メニューに記載されていないので、その存在を知っている人は多少限られてはいる。今でこそ、インターネットでいくらでも情報が出回っているので「隠された」とか「裏メニュー」などというほどのことはない。私はその描写を読んだことがないが、清野とおるの漫画にも出てくるらしい。

だが、ドトールの店員さん相手でも「アイスミルク」と頼むと「ミルクティーですか?」などと訊かれることがある。特に「若葉マーク」をつけている店員さんで、本当にその存在を知らないのだろうと思われることもあれば、単に私が間違って注文していないか確認するために訊いているのだろうと思われることもある。

私はといえば、アイスミルクの存在は幼い頃から知っていた。祖母が、子供のころドトールに入るといつも私にアイスミルクを頼んだためだ。たしかに、子供は一般にコーヒーをあまり飲まないし、紅茶を飲む場合でもカフェインが含まれている。私はコーラをたくさん飲んでいたのでカフェインは今更という感もあるが、アイスミルクは子供にはぴったりだろう。祖母自身もよく飲んでいたが。

祖母はインターネットをしないので、彼女がどこでアイスミルクの存在を知ったかはわからない。ドトールに知り合いでもいたか、あるいは誰かが頼んでいるのを見たのか……。そういうわけで、私はむしろ、結構大きくなるまで「アイスミルク」がメニューに記載されていないことを知らなかった。自明にあるものだと思っていた。

ということで、ドトールにはアイスミルクがあって、おいしいですよ、というだけのことを長々と書いたが、特に暑くなってくるこれからの時期にはちょうど良い飲み物だと思うので、皆さんもドトールに行かれる際にはぜひお勧めしたい次第である。

街(京王線)

京王線の街について書きたいことがあれば書きます。中央線に次ぐ第2弾で、概ね書き終わってから半年ほど放置していましたが、加筆して投稿します。

京王線は、大学に入ってから1年半くらい、ほとんどの区間が定期券の範囲だったので、暇なときによく途中で降りて散歩しました。

新宿

言わずと知れた巨大ターミナル駅1。京王線のユーザーは、基本的には西口に馴染みが深い。

大学に入学してから1年半くらいは新宿でずっと乗り換えていたので駅の構造には詳しくなった。基本的に朝食を取らないのだが、逆に朝食を食べたいと思うくらい元気なときはそこそこがっつり食べられるので、C&Cの「朝カレー」をよく食べていた。安いし、早い。

京王モールに亜麻亜亭という喫茶店があり、駅構内で煙草が吸える喫茶店なので重宝していた。今は吸えない。2

新宿は大きすぎて、総体としての街の特徴を語るのが難しい気がする。個人的には、東口は好きじゃないが西口はわりと好きだった。3日本が元気だったときに開発して摩天楼をたくさん建てたので、なんだか80年代のような感じがする。しかしその西口もこのあとすごい再開発があるらしいので、きっと今馴染んでいるあの光景(小田急百貨店やその上にあるダイキンの気温が出る看板など)ともおさらばだろう。

西口の喫煙所は喫煙者から見ても明らかにキャパが少なく煙がもくもく道路に飛び出ていたが、最近移動してマシになった。4

初台

京王線の駅という印象はない。新線5の駅だから。オペラシティ6はビルのしつらえが豪華な印象。

幡ヶ谷7

こちらも新線の駅。あまり詳しくないのだが、隣の笹塚と相似の街のように思われて仕方がない。駅を降りるとすぐ甲州街道があって、甲州街道から細い道に入ると商店街になっている、という構造は全く同じ。笹塚の縮小版です。

笹塚

新宿から普通に京王線に乗ると、京王新線の初台・幡ヶ谷には止まらないので、新宿の次の駅が笹塚。 住みたい街のひとつ。新宿から1駅で、商店街がしっかりしている駅に住めるのはすごくいいと思う。

俺が好きな鄙びた雰囲気も残しており、駅前にボウリングとパチンコとサウナがある。サウナ(マルシンスパ)はその界隈では有名。俺もすごく好きでよく通っていた。ただ、男性専用なので悪しからず。おっさんのオアシスである。

漫画喫茶が2つあるが、どちらも個人経営の、「いにしえの」漫画喫茶。ブースとかはない。本当に「漫画がたくさん置いてある喫茶店」を想像してもらえると良いかと。飲み物はカップの自販機だったりするけど。片方はたばこが吸えたのですがダメになってしまいましたね……。

地味にご飯が美味しい店が多い8

代田橋

降りる用事など全く思いつかないが、降りてみると全然栄えていなくて、新宿から(京王線で)2駅とは思われないくらい昭和の商店のようなものが少しだけ立ち並んでいて、すごく良い。

明大前

駅名の由来は明治大学和泉キャンパス。井の頭線9との乗り換え駅で、この駅からは新宿にも渋谷にも下北沢にも乗り換えなしで行けるという、とてつもなく便利な駅。

渋谷から帰るとき、明大前で京王線に乗り換えると、確実に座れないので、渋谷から新宿に行って京王線に乗る方がいいです10

和泉キャンパスは明治の1・2年生が通っている11ので、未成年者が多いはずだが、喫煙所がやけに広く居心地が良かった。もしかしたらサークル活動とかがこっちが中心なのかもしれない。

と、そんなキャンパスがある割には、栄えてはいるのだけど、学生街という風情は全くしない不思議な街12。いや、飲み屋は多いのだけど。チェーン店が多くて面白味がない、という印象があります。明治の人ってみんなどこで飲んだりお茶したりしてるんだろう。

下高井戸

京王線というのは(例えば中央線に比べれば)少しだけハイソなイメージがある気がするけど、なぜか都心に近い方は下町っぽい駅が多く、その極致のような駅。下高井戸駅前市場は取り残された昭和40年である。ここから東急世田谷線という路面電車のようなものが出ていて、三軒茶屋につく。

ぽえむ13がある街はいい街、と俺は思っているけれど、下高井戸にもある。14 下高井戸に住んでいる友達がいたので、よく行って一服していましたが、こちらも禁煙になってしまった。15

駅前の商店街を抜けると日大文理学部のキャンパス16がある。そこの学生も行っているんじゃないかと思われる居酒屋「たつみ」はたい焼き屋もやっていて、居酒屋で「揚げたい焼き」が頼めるのだがすごく美味しい。

駅近く、甲州街道沿いに妖しく光る「旅館」の赤いサインはラブホテルらしい。連れ込み旅館ということかな。

桜上水

普通、ドトールというと夜は9時半とか、せいぜい10時くらいに閉まる店がほとんどだと思うけれど、桜上水にはなんと深夜1時までやっているドトールがある。最近はコロナなのでどうなっているかわからないけれど。

なぜドトールが深夜営業をやっているのかわからないくらい、特に栄えてもいない、普通の駅。

上北沢

「下北沢があるってことは上北沢もあるの?」と考える、都民以外の皆様に「ありますよ」と言うためだけの駅。17世田谷区上北沢という地名はあるが、世田谷区下北沢はない18ので、むしろ上北沢の方が「ちゃんと」存在している。

特に語るべきことはない。ここの珈琲館で東大剣道部と書かれた竹刀を持った女性が、机に突っ伏して寝ており、喫茶店でそこまで熟睡している人を珍しく思いツイートしたら、東大剣道部の人にまでリツイートされてしまって、本人の目に入ったかもと思って申し訳なかった。

八幡山

各駅停車とかに乗っていると特急を先に通過させるため19に長時間停車する駅として有名。駅前のほとんどは東京都立松沢病院20です。何せすごく広い病院なので。精神科の病院として一番有名なんじゃないだろうかと思うけれど、精神科以外も診療している。

松沢病院じゃない方に行くと環八21に突き当たる。環八は京王線と直交する形になっており、京王線に乗りながら車窓として環八のロードサイド店舗を眺めるのが好き。

あの大宅壮一文庫22はここが最寄り。

芦花公園

ろかこうえん、と読みます。芦花公園という公園はなく、駅から15分くらい歩くと「蘆花恒春園」という公園がある。その名の通り、徳冨蘆花が住んでいたところ。

幼い頃から京王線に親しんでいたので、意識したことはないけど、地味に難読駅名と思われる。そういうクイズでよく見かけるので、ああ、そうなんだな、と思う。放出23、とかもその辺に住んでいる人にとっては常識だろうし、同じことだろう。

千歳烏山

結構栄えている駅。駅前の烏山区民センターにはオウム関連の垂れ幕がどん! と貼られていた(今は知らない)。オウム真理教の元信者が、オウム崩壊後この辺りを拠点としていたためです。

その烏山区民センターの目の前は広場のようになっており、暇そうなお年寄りが日向ぼっこなどをしている。俺もそれを見ているので暇なのだけど。

「シャノアールがある街もいい街」とも思っているのだけど、ここにもある24。小田急線の千歳船橋は「ちとふな」なので、ここは「ちとから」と思っているけれど、ちとふなよりそう呼ぶ人は少ない気がする。

仙川

多摩地区にある街でここが最も23区らしいのではないかと思っている。

すでに調布市に入っているのだが、いかにも世田谷の街並みにしか見えない。おしゃれな感じの店がたくさんある。純喫茶も多い。桐朋学園の音楽部門25があるおかげかもしれない。

駅から少しだけ歩くと「湯けむりの里」というスーパー銭湯とコメダがあり、大学に行こうとしてみたけど心折れたときなどにどちらもよく行っていた。

つつじヶ丘

地味な駅。高校の友達がこの辺に住んでいたので何度か降りたが、そうでなければ降りない駅。

柴崎

京王線は駅前の銭湯があまり多くない印象があるのだけど、ここは駅徒歩1分に「神代湯」という銭湯がある。きれいだし、銭湯の統一価格26で安いし、手ぶらで行けるし、すごくおすすめ。Suicaで払える銭湯はここしか見たことない。

特に栄えているわけでもないが、特に夜はどことなく侘しい雰囲気があって、好きな街。

国領

駅の両側に巨大な建物がある。市民センター的なやつとかショッピングモール的なやつなのだが、さらに駅から10分くらい歩くと巨大なイトーヨーカドーもあり、飽和しているのでは? と思う。さらに歩くと慈恵医大第三病院27があります。

国領のイトーヨーカドーはポッポ28もあるし、居心地のいい喫煙所もあるしで好きだったのだが、ポッポは今見たら閉店していた。傷つく。

布田

つつじヶ丘よりさらに地味。開発された商業施設の多い国領と、普通に栄えている調布の間に挟まれている。この辺りに住んでいなければ使うことはない。

調布29

ここで京王線と京王相模原線が分岐している。駅前はかなり栄えている。具体的に言うとパルコがあります(デパート30はない)。パルコの中には、今では数少なくなったパルコブックセンターがある。

その栄えている駅前の地名は「調布市布田」で、じゃあ布田駅はというと「調布市国領町」であり、混乱する(国領駅も国領町)。

調布銀座、調布百店街など昭和の香り漂う風情ある商店街が残っている。天神通りには飲食店が多い。そこを抜けると、地名の入らない唯一の国立大学31・電気通信大学32のキャンパスがある。

以前まで煙草の吸える喫茶店が異常に多い街で、重宝していたのだが、シュベールが閉店し、他は加熱式専用か禁煙になったので紙巻が席で吸える喫茶店をまだ1つも見つけられていない。惜しいことです。

調布銀座の「珈琲園 潤」という喫茶店は、今まで食べたなかでトーストが一番美味しい。駅前の「ちとせやカフェ」は愛煙家のオアシス(だったし、今も加熱式のオアシス)。

栄え方がちょうどよく、かなり好きな街の一つ。

西調布

Twitterでフォローしている人(特に交流はない)がここで喫茶店をやっていて、一度だけ行ったことがある。その人はここを閉めて、今山谷33で飲み屋をやっている。

飛田給

味スタ34に行く駅。味スタでなんか35あるときだけ特急が止まったりする。

武蔵野台

少し歩くと西武多摩川線36の白糸台駅に乗り換えられる。乗り換えても仕方ないが。

これまた駅から少し歩くとコメダがある。コメダに行くためだけに降りていた。

多磨霊園

名前に反して、多磨霊園37の最寄り駅ではないどころか、結構離れている。歩いたら20分くらいはかかるのでは。

では駅近くには何があるかというと、ほとんど何もなく、「憩」というずっと気になっているけど常連が多そうで入れていない喫茶店と、なぜかVirtual InsanityとかがBGMとして流れている、夜遅くまでやっている魚屋がある。

東府中

府中の森芸術劇場38の最寄り駅。多摩でクラシックを聴く人などは使ったことがあるかもしれない。 栄えていない、というほど何もないわけではないが、栄えている、とは言い難い、微妙な駅。ドン・キホーテの1号店がこの近くにある。

府中

再開発を行いまくって駅前が立派になった矢先、伊勢丹が撤退した。

便利だけど、近くに住んでいなければ行く理由はあまり思いつかない街。映画なら立川でも調布でも見れるし……。

地名の由来は、武蔵国の国府があったため。そのせいでどこを開発しても遺跡が出る。 大國魂神社39があり、その参道のけやき並木は天然記念物。大國魂神社は多摩の人間は結構行くことがあるのではないだろうか。くらやみ祭という変な例大祭40がある。

駅前のスーパーやパチンコなど、在日コリアンの資本による店が多く、焼肉のタレで有名な「モランボン」もここにあります。

ウェザーコックといういい感じの喫茶店があったが、閉店してしまった。「シャガァル」は健在。駅近くの「やまけい」は安い海鮮丼屋でよく行っていた。

分倍河原

南武線との乗り換え駅で、NECやら東芝やらの事業所41に行く人が使うためか、隣の府中より乗降客数は多い。「ぶばいがわら」というとてつもなく田舎臭い響きを持ち、そして駅前もとてつもなくレトロな風情である。夜、ホームにいると駅前のスナックで熱唱するおっさんの歌声が聞こえる42。趣深い。

そのスナックの前の自動販売機で飲み物を買って飲んでいたら、そこのママが出てきて「結局普通に生きるのが一番大変だけど一番お得なんだよ」と言われたことがある。本当にそうですね。

『ちはやふる』の舞台がこの辺らしく、なんかそれに絡んだやつをたまにやっている(あいにく見て/読んでいないので何も覚えていない)。

中河原

特急も準特急も止まらないのに駅前は隣の分倍河原より立派。

きちんとしたご飯を出す、煙草の吸える喫茶店が2つあったのだが、どちらも禁煙になった。

聖蹟桜ヶ丘

「聖蹟」の意味は明治天皇がこの辺りに行幸したため。略して聖蹟と呼ばれるのだけど、おそらく本体は「桜ヶ丘」なので、「携帯」みたいで面白いですね。『耳をすませば』の舞台として有名。

京王の本社があるためか、なんとなく京王が力を入れているような気がする。43京王の厚生施設『京王クラブ』という評判のいい料理屋があり、行ってみたいが、当然京王の関係者同伴でなければ行けない。駅から少し歩くと多摩川の河川敷に出られていい雰囲気です。

百草園

京王百草園44に行くときに使う駅。京王百草園に行ったことがないので、当然、使ったこともない。

高幡不動

日野市の中心駅と思われる。多摩モノレールとの乗り換え駅。

駅名の通り、高幡不動尊45があり、そこそこ賑わっている。日野は新撰組のお膝元で、土方歳三の銅像が境内にあります。多摩モノレール沿いの大学に通っている学生はこの辺に一人暮らししてたりするんじゃないだろうか。

南平

降りたこともない。

平山城址公園

友達の実家がここにあり、そうでなければ行くことはなかった駅。名前の通り平山城址公園という公園があるらしいです。名前の通り城の跡があるのでしょう。

駅前のロータリーは、18きっぷで地方の駅で降りてみたときに見る光景そのもの。駅に商業施設が一応付随しているが、そこがすでにシャッター街と化しつつある46

長沼

この駅名を今初めて見ました。

北野

京王高尾線47の乗り換え駅なので、名前は見たことはあるし、多分使ったこともあるが、降りたことはない。

京王八王子

中央線の八王子駅からは徒歩数分だけ離れている。後のことは中央線の記事を読んでください。


  1. なお、戦前は現在の新宿三丁目駅付近にターミナルがあり、現在もそのあたりに京王はビルを多く所有しています。

  2. 駅構内だと、小田急エースのシルエットとユーロカフェはまだ吸えます。おめでとうございます。

  3. 東口は大学に入ってから好きになりました。

  4. でも以前の喫煙所から見る景色が好きでした。

  5. 京王新線。京王線の新宿〜笹塚間はふつうの京王線と新線の2ルートあります。新線の場合、新宿駅も、新線新宿駅というやや離れた駅に到着します(京王線との乗り換えは可能)。新線新宿からは都営新宿線に直通しています。

  6. 東京オペラシティ。新国立劇場のほか、東京オペラシティビルという超高層ビルがあり、普通オペラシティといえばこのビルのことです。

  7. 文化服装学院に入るために上京してきた人がよくこのあたりに住んでいる、とそこを出た人が言っていました。

  8. 特にエスニックやアジア料理のお店が多い気がします。

  9. 京王井の頭線。渋谷と吉祥寺を結んでいます。

  10. 個人の感想です。

  11. 上級生は神田神保町の駿河台キャンパスになります。なお、これは文系学部の話で、理系は生田や中野のキャンパスに行きます。

  12. 駿河台キャンパスの周辺が学生街として有名なのとは対照的です。

  13. 日珈販(にっかはん、日本珈琲販売共同機構)が運営するコーヒー・チェーン。

  14. 京王線だと他に幡ヶ谷にもあります。

  15. ほとんどの駅で喫煙の思い出と禁煙になっていることを書いていますね。なお、カフェ・コロラドはまだ吸えるらしいです(未確認情報)。

  16. 日大は学部ごとにキャンパスを有しているので、いろいろなところに小さいキャンパスがたくさんあります。

  17. なお、下北沢駅と上北沢駅は名前から受ける印象よりかなり離れています。

  18. 一般に下北沢と呼ばれる範囲は、北沢や代沢という地名です。

  19. 京王線はほとんどが複線なのでこうなります。小田急は複々線になってこういうことがなくなったんでしょうか。小田急で優等列車以外に乗ることがほとんどないのでわかりませんが、いいですね。

  20. パリ人肉事件で有名な佐川一政がかつてここの患者だったことが知られています。

  21. 都道311号環状八号線。赤羽から井草、高井戸、田園調布、蒲田などを経由して羽田空港までを結ぶ道路です。環状と言いつつ半円状です。

  22. 雑誌専門で有名な私設図書館です。

  23. はなてん。大阪市鶴見区に所在する駅ですが、特に行ったことはありません。

  24. 京王線だとほかに調布、京王八王子にもあります。

  25. 桐朋学園大学と、桐朋女子高校音楽科。後者はその名の通り女子校なのですが、音楽科だけは共学です。

  26. 銭湯(普通公衆浴場)は物価統制令に基づき、都道府県ごとに入浴料の上限が決められています。東京都の場合は、現在470円で、ほとんどの銭湯がこの上限の料金です。なおスーパー銭湯は普通公衆浴場ではないのでこの規制は関係がありません。

  27. 東京慈恵会医科大学附属第三病院。ここにはもともと、ミシンで有名なJUKIの本社と工場があり、機関銃が製造されていたらしいです。戦後、慈恵医大がこの土地を買って病院をつくりました。JUKIの本社は現在は多摩センターにあります。

  28. セブン&アイ・フードシステムズが運営するファストフード店。ポテトが安くて美味しい。ラーメン、たこ焼きや今川焼き、ソフトクリームなども売っている、子供の好きなもの全部食べられますみたいな店。大体イトーヨーカドーのフードコートにありますが、最近数が少なくなってきている。

  29. 地名は「租庸調」に由来しており、万葉集の「多摩川にさらす手作りさらさらに何そこの児のここだかなしき」という有名な東歌は、このあたりで詠まれたと思われます。

  30. 京王線でデパートがある駅っていまは新宿だけじゃないか、とふと思いました。以前は京王八王子にそごうが、そしてつい最近まで府中に伊勢丹がありましたが、どちらも潰れたので。

  31. 以前は図書館情報大学もあったのですが、筑波大学に吸収されました。

  32. 通称、電通大。知名度が低いため電通の関連と思われるという噂があるが、本当かは知りません。

  33. 日本を代表するドヤ街のひとつです。

  34. 味の素スタジアム。これは味の素のネーミングライツで、正式には東京スタジアムと言うらしいですが、そう言ってもおそらく通用しません。

  35. サッカーの試合とかですかね。よく知りません。

  36. 武蔵境と府中市の是政を結ぶ、需要のなさそうな路線です。

  37. 都立霊園。日本で最初の公園墓地で、東京ドーム27個分の敷地面積があります。非常に多くの著名人がここに眠っています。

  38. 府中市がバブル景気の時代につくったコンサートホールで、オーケストラも演奏しています。

  39. おおくにたまじんじゃ。武蔵国総社で、1900年以上の歴史を誇ります。大国主命のほか、武蔵国の一宮から六宮までを祀っています。

  40. その名の通り、昔は深夜に暗闇のなかで行われていたらしいです。

  41. ほかに東京エレクトロンやサントリーの事業所に向かう人もいると思われます。

  42. 新興感染症が世界を覆い尽くす前の話です。今ではこんなことはありません。

  43. 例えば、京王百貨店は新宿と聖蹟桜ヶ丘にしか(大規模な店舗は)存在しません。

  44. 京王電鉄が所有する庭園。

  45. 正式には、高幡山明王院金剛寺と言います。大日如来が御本尊で、関東三大不動に数えられます。

  46. これを書いてからもう一度降りてみたら、シャッター街になっていました。

  47. 京王線は北野から高尾山口に行く路線もあり、それを高尾線と言うらしいですが、みな「京王線の京王八王子行きと高尾山口行き」としか認識していません。